英語の関係代名詞は、文中では接続詞のように働き、節の中では代名詞として働きます。
who (whom, whose);人を先行詞にとります。
which;事物を先行詞にとります。
that;人も物もいずれも先行詞にとることができます。しばしば先行詞に定冠詞をともなうなどwhoやwhichより限定的に用いるため、いわゆる継続用法がありません。目的格であった場合、しばしば省略されます。また同格名詞節のthatと紛らわしい場合があります。
thatしか用いられない場合
(1)最上級やthe very,the only,the first,the lastなどを伴う先行詞の場合
(2)先行詞が疑問代名詞の場合
(3)先行詞が人と物を含む場合
(4)関係代名詞の先行詞が補語になっている場合
(5)関係詞節が関係代名詞とbe動詞のみで構成される場合
thatが好まれる場合
(1)先行詞が不定代名詞の場合
(2)強調構文(it is ... that〜)
whatはthe thing(s) whichの意味を持ち、先行詞を意味のなかに含みます。そのため名詞節を導きます。また、whatever,
whicheverはanything whichの意味を持ちます。
as;限定(制限)用法では、such+名詞、the same+名詞を先行詞にとり、相関的に用いられます。継続(非制限)用法では、文全体を修飾します。
This is the same book as he has.(これは、彼が持っていた本と同じ物だ。)
cf. This is the same book that he has.(これは、彼が持っていた本、その物だ。)
前者が「同種類の本」を意味するのに対し、後者は彼が所持している「まさにその本」を意味します。 つまり、前者の例では彼の所有物ではないことを暗示します。
As is often the case with him,he forget his textbook today too.(彼にはよくあることだが今日も教科書を忘れた。)
but;先行詞に否定語(noなど)を伴います。やや古風な表現です。
There is no rule but has some exception.(例外のない規則はない。)
than;先行詞に比較級を伴います。
The galaxy is made of more stars than anybody can count.
(銀河系は数え切れないほど多くの星から成っている。)